京文映

昨日京都太秦京文映に1年ぶりにおじゃました。
去年のこの時期、映像制作のテキストを制作することになり、
そのときにかなりお世話になった元監督をされていた内澤さんが
京都を去るということだったので、久々に訪れた。



「何を伝えたいのか?何のために?」



自分の記憶力の悪い頭でも、それだけはしっかり残るぐらい
3ヶ月間こっぴどく言われ続けた。


内澤さんを初め京文映さんに教わった
本当にありがたい三ヶ月間だった。


今年はそのせいか「なんで?」、「なんで?」の連続だった。


去年は「15点!!」と言われた作品も
今年はばっち「合格!」。


向こうにとってはかなりの驚きだったようだ。
それもそのはず。
連日徹夜してがんばった作った作品が「15点」だった時の悔しさといったら
若干殺意を覚えるぐらい悔しいからね(笑


なんとか今年は報われた。


写真は、京文映さんの中にある膨大な音のフィルム。

春の川の音。
冬の川の音。
温かい水を注ぐ音。
冷たい水を注ぐ音。
太平洋の波の音。
日本海の波の音。



微妙だが確かに違う音。
ここには膨大な音がアナログ版でアーカイブされている。


今はデジタルで打ち込みというパターンが多いらしいが、
昔は生の音だったらしい。


アナログ感って人間っぽくて良い。


欲しい音を山の中まではるばるとりにいって、やっと録音できた感覚。
難しい曲を生で弾けるようになった感覚。
鉛筆使って、必死に骨の折れる計算して、結果が出た時の感覚。


デジタルでは経験できないから、便利な生活に迎合しつつも
やっぱアナログ感を大事に。


この日なんと京文映に入会しました!
年間2000円で京文映には入会できます。