兵庫県豊岡市但馬

Bigjoy2006-12-16

 兵庫県但馬の住民ディレクターを見に行った。住民ディレクター活動というのは、地域住民が自ら感じた土地の良さ、独自性を映像制作や情報発信を通してお酒のように醸成していく活動のことです。熊本県が発祥の地で、今全国的に認知されてきている活動です。


 但馬では熊本県プリズムから岸本さんという、住民ディレクター活動をはじめたが来て、住民ディレクター講座を月一ぐらいで開かれていて、ぐるっとたじねっとテレビhttp://tajinet.air-nifty.com/で制作した映像などはネットで配信されています。


豊岡駅で電車から降りると、澄んだ、いい空気が流れていた。


 三江公民館に行き、住民ディレクターについての活動を岸本さんの講義を受けた。一通り住民ディレクターについてのレクチャーを受けて。熊本県では、住民がドラマを自分たちで制作したそうで、その映像などを見せていただいた。結構年代が古いものだったけど、ちゃんとドラマになっていた。地域の人でドラマを作る。カメラが数十万、編集機材も数百万、ましてや配信する電送線がない時代には考えられないことだ。まさに地域革命!


 今はビデオカメラ5万円以内(安いやつで)+家庭用パソコンで+超編+ブログ配信で、10万円以内で情報発信ができる。昔に比べたら断然、技術的にも価格的にもコストは安い。


 まさにそれを実感した講義だった。地域の人でドラマを作ることとか、デキルんですね。その気になれば。結構広まってるけど、時代に恵まれている気がする。ドラマ制作とか映像制作を通して人と人が知り合い、交流して、地域の人たちのコミュニティがより濃く、広くなる。それが、その地域らしさ、広告とかでよく言われるコンセプトを人が実感することに繋がる。人のつながりを深めることが、地域が活性化する上でとても大事なことの一つだと思う。


 メディアの問題はたくさんあるが、その反面いろんな人にたくさんのチャンス、可能性を与えている。とりあえず、但馬の人は最初はジャブで、飲み会で、個性爆発、自分大解放といった感じで、5時間ぐらいかなり楽しく飲ませてもらいました。


 やっぱ、CGで情報発信するわけではなくて、実写なわけだから、リアルに人の面白さ、素の面白さがたくさんあるということは地域のコンテンツを作るときに、かなり強い。


 最終的なところは、人の魅力。そういった面で、かなり面白い映像ができそうな匂いがプンプンしていた一日目の住民ディレクター講座@但馬1日目でした。